SPIRIT WORLD – スピリットワールド -/さよならの前に

ファンタジー
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SPIRIT WORLD – スピリットワールド –

Spirit World/監督:エリック・クー/2024年/日本・ シンガポール・フランス合作

マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年10月10日(金)~TOHOシネマズ シャンテにて先行公開。10月31日(金)~全国拡大公開。

あらすじ:死後の世界から見守ります。

ネタバレはありません。

父が死に地元を訪れたハヤト(竹野内豊)は、離婚したハヤトの母・メイコ(風吹ジュン)にサーフボードを届けてほしいという父・ユウゾウ(堺正章)からの遺言と、フランス人歌手・クレア(カトリーヌ・ドヌーヴ)のコンサートのチケットを見つけます。クレアのコンサートへ行ったハヤトは思い出の絵にサインをもらい、父が彼女のファンであったことを伝えます。ところがその日の夜、クレアは突然亡くなってしまいました。

霊体となったクレアが街をさまよっていると、偶然、ユウゾウと出会います。お互いの姿を見ることができたふたりは行動をともにすることに。一方、ユウゾウの遺言を果たすため、ハヤトは母を探す旅に出るのでした。

クレアがフランス語を、ユウゾウが日本語を話して通じているという点については早めに「そういうもの」として受け入れないと違和感になって残ってしまうので、慣れましょう。私も最初、えっと思ってしまって乗り切れず、2回観ました。行動をともにするクレアとユウゾウは、ハヤトの旅を見届けます。

この映画は、人が死んだときの、最も理想的な姿を描いているのではないかと思うのです。死は誰にでもやってくるものですが、死のあとにどうなるかを教えてくれる人はいません。残された者は葬式を行い四十九日を迎えることで乗り切っていくのだろうと思います。では、死んだ側は? この映画のように、一定の期間、彼らが生者を見守ることができるのであれば? 多少は死への恐ろしさも軽減されるのかなとも思います。

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