キャラクター
監督:永井聡/2021年/日本
この記事は2021年に書いたキャラクター/僕たちは共犯だから | 映画感想 * FRAGILEを修正し転載したものです。
新宿バルト9 スクリーン4 G-6で鑑賞。私はSEKAI NO OWARIのファンではないのですが、Fukaseさんがどんな演技をするのかが気になって気になって見に行きました。
あらすじ:漫画と殺人事件がリンクしちゃう
※ネタバレしています。
オリジナル脚本でここまで満足度の高いものが邦画で今観られたということがとても嬉しい。お金もかかっていて、画面がリッチでよかった。私はお金がかかっている映画が好き。菅田将暉ファンとFukaseファンしか観ないのではとなんとなく危惧していて、でも割とヒットしている様子だから、ドカンとあたっていただいて、今後オリジナル脚本の映画が増えるといいなと思う。
Fukaseさんのよかったところは、1年半演技の勉強をされていたとのことで菅田将暉と並んでも遜色ないかんじに仕上がっていたところ。どろっとした目つきがよかったし、ギョロ目で高笑いみたいな安いことをしなかったのもとても良かった。
劇中に出てくる漫画を描いてらっしゃるのは江野スミさんという方で、不勉強でまったくご存じなかったのだが、かなりの量を描いてらっしゃったんだなと思ってちょっとそこに感動したりした。絵を描くのは大変なんですよ。それをあのボリューム……。机周りのものの配置のリアリティがあってよかったな。
残酷描写としては、死体がバンバン映るところがよかったね、殺すところに関しては、振り上げた刃物を振り下ろすとカットが変わる、みたいな『サイコ』(1960年)方式的なかんじだった。
子供が双子であることは、妊娠したときから明らかにされずともわかっちゃって、だから最終的に菅田将暉家族を狙うのだろうなというところまでは読めちゃった。んだけど、そこからもうひとつひねってあったのもよかった。意外性大事ね。


