サブスタンス/やりすぎ!! 好き!! でもやりすぎ!!

ホラー
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サブスタンス

The Substance/監督:コラリー・ファルジャ/2024年/イギリス・フランス合作

TOHOシネマズ新宿 スクリーン4 G-18で鑑賞。がんばって予告を回避していました。楽しみだったので。

あらすじ:若返りたい。

ネタバレしています。注意書きはありません。

かつて一斉を風靡した女優エリザベス(デミ・ムーア)は、ある日、過去の自分を分身として生成することができる薬を手に入れます。そうして生まれ変わったエリザベスは「スー(マーガレット・クアリー)」と名乗り、栄光を手に入れようとするのですが……。

金曜の夜で疲れていて結構イライラしていたのですが、この映画を観たらスッキリさっぱり良い気分になって帰宅できました。ありがとうデミ・ムーア、ありがとうマーガレット・クアリー、ありがとうコラリー・ファルジャ監督。私の好きな要素しかない映画でした。かつての栄光! 衰えた自分! 男性からの性的な評価でしか自我を保つことができない弱さ! 好きだ〜!

と、めちゃくちゃ好きなんですが、この映画はあまりにも既存の映画に似すぎていると思います。『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000年)すぎる。撮り方もそうだし、身体の同じ箇所に針を刺しすぎてぐっちゃぐちゃになっちゃうのもそうだし、内容もね。春から始まって冬にドン底になるところとかもさあ。低俗なテレビ番組に出たがるあたりもサラ・ゴールドファーブ(エレン・バースティン)っぽすぎて、好きだけど! 好きだけどさあ!!

私はオールタイムベストに『レクイエム・フォー・ドリーム』を入れており(もう25年前の映画!!! こわ!!)、何度も何度も見返しているほど大好きなので、バスルームでうずくまったときはさすがに笑うしかありませんでした(これはもとは『PERFECT BLUE』(1998年)だけど)。あと『アメリカン・ビューティー』(1999年)っぽい画もあるし、後半はトロマ・エンターテインメント(『悪魔の毒々モンスター』等を生み出したアメリカの低俗映画専門会社)っぽいし、私はね! 好きです! 特殊メイク良い!! けど!! これ!! やりすぎ!! それから、「ツァラトゥストラはかく語りき」を使うのはなんだか反則っぽいとすら……いやほんと……笑わせにきてるでしょ……。

エンドロールを見ていたらレイ・リオッタの名前があったので、なんで? と思って調べたところ、最初キャスティングされていたのが亡くなってしまったのでデニス・クエイドになったとのことです。敬意があって素晴らしいと思いました。デニス・クエイドも良かったけど、レイ・リオッタだったらどんな感じになっていたのかなって思いますね。おすすめです! あー、スッキリした!!

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