ハニーレモンソーダ
監督:神徳幸治/2021年/日本
U-NEXTで鑑賞。やらなければいけないことが全然出来なくて気分が落ち込んできたため、これを観たら何か元気が出るかなと思った次第です。あと、アイドルグループ「Snow Man」のラウールといえば『赤羽骨子のボディガード』(2024年)もちょっと観たいですね。
あらすじ:学校一の人気者と親しくなります。
※ネタバレしています。注意書きはありません。
中学の頃からいじめられていた石森羽花(吉川愛)は、高校生になってもいじめられていました。ある日、学校一の人気者、三浦界(ラウール)と偶然言葉を交わすことになった羽花でしたが……。
ラウールが常に囁くような(お腹に力が入っていない)声を出しており、まずそこがかなり気になりました。映画単独初主演作だそうなので、まあまあ、演技には目を瞑るとします。他のキャストが慣れている雰囲気だったので、ちょっと浮いてしまったかな。
界は羽花に「何かあったら俺を呼べ」と言います。他にも、「夢を叶えてやる」とか「俺は石森係だから」とか言うんですね。ぐいぐい来すぎて若干びっくりしますが、俺様系の登場人物ってだいたいこんな感じである気もします。つまるところ、キャラクター造形的には新鮮味があまりないわけです。では他の何かで新鮮な部分を、と思うと、羽花が界の元交際相手である芹奈(堀田真由)と親交を深めるところですかね。ですが、芹奈のことが気になってしまった羽花は、界のことを避けるようになります。好き避けってやつですか。
界の心の動きについてはあまり触れられず、羽花が(芹奈を含めた)友人らと友情を深めることにより、彼女の心に変化が現れるという方向です。結果、羽花は界に対して、以前の羽花の姿からは考えられないほどに積極的になります。生徒手帳を盗み見て家までおしかけ、さらに勝手にキッチンに立って料理を作っているようすについては、彼らがお互いの関係について語り合っていない、どういう関係なのか明確にしていないせいもあり、ちょっと怖かったです。
結局、界と羽花は付き合うことになり、デートを重ねていきます。しかし突然、今度は界が羽花を避けるようになるんですね。まったくこの二人はお似合いというか、相手を無視することで気を引こうとするのは本当に良くないと私は思います。本人たちは気を引こうとしているつもりがないのでしょうけど……。
何年か前、急に少女漫画原作青春恋愛実写映画を徹夜で観る会を行ったことがあり、傾向をまとめていました。
少女漫画原作青春恋愛実写映画傾向まとめ
この表に当てはめてみると、
- 親の登場……×
- 修学旅行…×
- 走る様子を横から撮影…◯(自転車もあり)
- 雨…×
- 夏祭り…◯(浴衣の着用はなし)
- チャラいサブキャラが良い奴…◯(男女ともに)
- スタッフロールでの回想…△(回想ではないが、別撮りしたっぽい映像が流れる)
となります。「走る様子を横から撮影」は私が観たすべての少女漫画原作青春恋愛実写映画に共通しており、面白いなと思いました。青春は、走る!


