私たちは天国には行けないけど、愛することはできる/あなたになにがあったとしても

ラブロマンス
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私たちは天国には行けないけど、愛することはできる

우리는 천국에 갈 순 없지만 사랑은 할 수 있겠/No Heaven, But Love/監督:ハン・ジェイ/2023年/韓国

マスコミ試写で鑑賞。公開は2025年3月14日です。

あらすじ:世紀末に出会いました。

ネタバレはありません。

1999年。テコンドー部のジュヨン(パク・スヨン)は、先輩たちから暴行を加えられていたところを、少年院帰りの少女イェジ(イ・ユミ)に助けられます。

ジュヨンとイェジはお互い惹かれ合っていくのですが、若干そこの描写があまくて、なぜなのか? と思いました。思いましたがそれは最後まで観ると納得のいくもので、思うに、惹かれ合うことに「なぜ」などという明確な理由がないようにみえる人もいるということです。激情に駆られることばかりが愛ではない、静かに育つ愛もあります。ジュヨンをイェジが助けてくれたあの日、その後の再会と同居、お互いだけしか知らない秘密。それらすべてが、愛を育てるのにはじゅうぶんな理由でした。

体罰や差別が現在よりも当たり前にあったあの頃、性被害に遭っても声を上げられなかったあの頃、時代が悪かったのではなくまだ未熟だったのだろうと飲み込むしかないあの頃の物語。強い者が振り上げた拳は、弱い者に容赦なく振り下ろされます。この映画に出てくる少女たちは、暴力による支配から逃げられず、声を上げることもできず、ただ終末を待つだけしかなかったのでしょうか。イェジがいなければジュヨンは強くなれなかったかもしれないし、ジュヨンがいなければイェジも心から笑うことができなかったかもしれません。

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