女神の見えざる手
Miss Sloane/監督:ジョン・マッデン/2016年/フランス・アメリカ合作
U-NEXTで鑑賞。ずっとマイリストに入れていたんだけれど、「ロビイスト」というのがいまいちどういうことなのかわからず難しそうで放置していました。もうすぐ配信終了なので観ました、あと「ロビイスト」は「圧力団体の利益を政治に反映させるために、政党・議員・官僚などに働きかけることを専門とする人々」だそうです。いまいちどういうことなのか……。
あらすじ:絶対に勝つ。
※ネタバレしています。注意書きはありません。
ロビイストとして活躍してきたエリザベス・スローン(ジェシカ・チャステイン)は、銃の所持を支持する仕事を断り、銃規制派の小さな会社へ転職します。
結局最後まで観てもいまいちどういうことなのかはわからずじまいで自分の理解力を疑いましたが、驚くことにこれがすごく面白いんですよね、なんでだろう。わかんないのに。実にうまいなと思うのは、中盤くらいまでほんとうに一体何をしているのか全然わからないのが、あるとき突然わかる瞬間が訪れることです。私はこの映画を説明することは出来ないけれど、面白いっていうことだけは言えます。
誰に対しても強い態度でずけずけとものを言うリズに対してひたすら怖いなと思いながら観ていましたね、愛嬌がない。この圧で来られたらよほどメンタルが強くないと太刀打ちできなさそうです。そんなリズが唯一、エズメ・マヌチャリアン(ググ・バサ=ロー)と空港で会ったときに見せた許しを請うような表情が印象的でした。さすがのリズも自分のせいで人が殺されかかったのは堪えたのでしょうか。いや、私がそう思いたいだけかもしれません。誰にでも心のやわらかいところを押されると痛いんだと。
私がこの物語の細部がわからなかったからってこう言うわけではありませんが、さきにも書いた通り、面白さが襲ってくる瞬間が必ず訪れるので、安心して身を任せるのが良いなと思いました。おすすめです。


