“それ”がいる森/けっしてひとりで行かないでください

SF
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“それ”がいる森

監督:中田秀夫/2022年/日本

U-NEXTで鑑賞。人間食べ食べカエルさんが面白いことを言っていたのと、さっき観た『リゾートバイト』に出演していた松浦祐也が出ているので、流れで。

あらすじ:森に何かがいます。

ネタバレしています。注意書きはありません。

ひとりで農業を営んでいる田中淳一(相葉雅紀)のところへ、東京に住んでいる小学生の息子、一也(上原剣心)がやってきました。


一也は転校先の学校で出来た友人と、子供だけでは入っていけないと言われている森で遊びます。すると、得体のしれない金属製の大きな何かを見つけてしまい……。

以前、友人から「嵐のファンはやめられても、相葉雅紀のファンはやめられないらしい」と聞いたことがあります。なるほどね、私も嵐の中では相葉くんが一番好きです。なんか、いい人そうだなあと思って。

スマホの使い方は良かったと思います。もちろん、もっとうまく使っている映画もあります。携帯電話の普及により、映画で人が離れ離れになったり連絡しようとしたりするときに、わざわざ圏外にしたりして、携帯電話を使えない描写を入れないといけなくなり、脚本の自由度が下がったと思っています。淳一がSNSをチェックして「誰もつぶやいていない……」と言ったところは笑っちゃいました。まあね、そうね、SNS、チェックするよね。行動としては理解できるのですが、おもしろが勝ってしまった感ありました。

私は「それ」の正体を知っている状態で観ました。というかトンチキホラーだとわかっていて観たんですよね。なので特別に驚くことはなかったんですが、割と早い段階でUFOを見せるんだなとは思いました。グレイ型のエイリアンはさすがにちょっともう、怖くはないですね。口の造型、あれでいいんですかね。大丈夫ですか、あれ、モザイクいりませんか?

この映画はだいぶ幼い子供向けだと思うので、暗くて怖い「雰囲気」だけあって、怖くはないっていうことなんだろうなあ。子供は暗闇を恐れるくらいがちょうどいいんです。ラストに関しては食べ食べさんも書いていたと思いますが、結構な人が死んでいるのにほのぼのとしすぎていて面食らいましたね。トンチキホラーを楽しむぞ! と意気込んで観ましたが、これは……うん。こういうのは、私はもう、いいかな……。テンション下がった……。

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