映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ/あなたの心は本物だから

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映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ

監督:セトウケンジ/2024年/日本

マスコミ試写で鑑賞。2024年3月20日(水・祝)より新宿バルト9ほか全国にて公開。私は『おしりたんてい』のことをまったく知りません。

あらすじ:元相棒からのメッセージ。

ネタバレはありません。

10年前。おしりたんてい(声:三瓶由布子)は、相棒であるスイセン(声:仲里依紗)と組んで、いろいろな事件を解決していました。ところがある日、スイセンは手紙を残し、おしりたんていの元を離れてしまいます。10年後、おしりたんていのもとに突然スイセンからのプレゼントと手紙が贈られてきて……。


第一印象としては、キャラクターデザインがいいな、でした。警察は犬で、いろんな犬種がいるんですけど、やっぱり警察と言ったら犬なんでしょうか。窃盗団の猛禽類もかわいいです。ポスターでおしりたんていの背後にいるのがスイセン(10年後バージョン)ですね。10年前はスカートだったのが、パンツスタイルになっています。仲里依紗さんの落ち着いた声の感じもあわせてかっこいいです。前髪の処理の仕方が好み。かいとうU(声:櫻井孝宏)も、頭にうんこ型のマスクかぶってるけど、マントの裏地がバラ柄だったりして良いですね。

おしりたんていは声がすごく良いですね。顔がおしりみたいに割れていて、風圧でぶるぶるしたりしてて、おしりなんだな……口はどうなっているんだろう……と思ったり。もっとふざけたキャラクターを想像していたところ、予想を良い意味で裏切っていて、クールなんですね。おしりたんていの今の相棒であるブラウン(声:齋藤彩夏)は、おしりたんていの元相棒が現れて少し動揺している感じもあり、子供らしくて良かったです。一番いいキャラかも。

なにかにつけてみんなが「かぐわしい」とか「いい香り」と言ったり、敵に対して使った武器が臭いっぽかったりするの、ああ……おしりなんだな……。おしりたんていが、口(肛門???)から謎の茶色がかった気体(というか、おなら??)を噴射するところで、それは一体何ですか?! とびっくりしたりして、おしりたんていの基礎のところから楽しんで観ていました。「こういう映画も褒めちゃう私センスある」とか思ってるわけではないので誤解なきようよろしくお願いします。低年齢層向けの映画って、作り手の気合いが違うなと思うことはありますね。

また、スイセンの育ての親、キンモク先生の声が津田健次郎さんなんですよね、いい声だよ〜! 津田健次郎さんと言えば去年公開の『長ぐつをはいたネコと9つの命』もはちゃめちゃにかっこよかったので、今度吹き替えで観ます。

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