劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ/給食大好き!

コメディ
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劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ

監督:綾部真弥/2024年/日本

マスコミ試写で鑑賞。公開は5月24日です。

あらすじ:美味しくなければ給食じゃない。

ネタバレはありません。

1989年、冬。函館の中学校に転勤した甘利田幸男(市原隼人)は、毎日の給食を楽しみにしていました。

2022年に『劇場版 おいしい給食 卒業』を観ています。ドラマの存在を全く知らなかったので、こういう作品もあるんだな〜と思っていました。今回、映画『おいしい給食 Road to イカメシ』公式サイトに「霊長類最強の給食愛。」というキャッチコピーが書かれており、脳味噌のどこを刺激したらこんなキャッチコピーが書けるんだろうと感動しておりました。「霊長類最強」って。なお、今は違うキャッチコピーになっています。

給食を政治利用しようとする等々力町長(石黒賢)がメインヴィランです。給食の完食を目指し、甘利田の学校をモデル校とするんですね。とにかく完食できればいいというだけの主張で、それまで班を作ってみんなで食べていた給食の時間を重苦しい雰囲気へ変えてしまいます。

見どころとしては、やはり市原隼人のコミカルな動きでしょうか。演技というより動きと顔。身体能力が高いですね。甘利田先生は給食の時以外、クソがついても不思議ではないほどの真面目人間で、生徒にも結構厳しいタイプかな。そのギャップが良かったです。

私は子供の頃、転校した先の学校で初めて出た給食が食べられず(たしかミートソースパスタだったと思います)、大泣きをしてしまい、一瞬でクラスメイトをドン引きさせてしまったことがあります。そののち、クラスメイトが食べ切れなくなった食パンを私の机に積み上げていくという嫌がらせがはじまりました。だからあんまり給食に良い思い出がないし、むしろ嫌いなんですよね……。

今作は北海道が舞台ということで、タイトルにもなっていますとおりイカ飯が最後に出てきます。あとザンギとか。私、両方とも食べたことないなあ。郷土料理で給食といえば、へぼ飯(蜂の子を甘辛く似たものを白飯と混ぜたもの)が出たときは、それまで一切食べ残しを許さなかった先生から「これは残してもいいです」と言われたことがありました。

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