またヴィンセントは襲われる/視線を合わせるな!

サスペンス
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またヴィンセントは襲われる

Vincent doit mourir/VINCENT MUST DIE/監督:ステファン・カスタン/2023年/フランス

マスコミ試写で鑑賞。2024年5月10日、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

あらすじ:目が合うと襲われます。

ネタバレはありません。

ある日突然、ヴィンセント(カリム・ルクルー)は、職場のインターン生からボカスカ殴られます。


さらに他の男性からも、ペンでブスブスと腕を刺されてしまいます。襲ってきた男性は、自分のした行為についての記憶を失っていました。

フランス国内のあちこちで同じような暴力事件が多発したため、政府が対策を講じようとします。このあたり、パンデミック対策のようでもあり、脚本家は新型コロナウイルスが蔓延したようすから着想を得たのかなと思いました。でも原作者がいる映画なので、ちょっと違うのかな。調べきれなくてすみません。

最初、集団ストーカー被害者(統合失調症という意味ではなくて)のような妄想の話なのかなと思っていたら、本当に人が襲ってくるのです。目が合っただけで。殴る蹴るが主な攻撃手段ですが、道具を使う場合もあります。だからこの映画、平たく言うと、ゾンビ映画の進化系というか亜種というか、そんな感じですね。

この映画は「人と目が合っただけで襲われたら、怖いんじゃない?」という一点で描かれているようにも思うので、あんまりあれこれ内容を書くと、面白みが減ってしまうかなと思いました。犬は無事です。

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