スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース/うそつくのに慣れないで

アニメーション
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スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース

Spider-Man: Across the Spider-Verse/監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン/2023年/アメリカ

新宿ピカデリー シアター8 J-11で鑑賞。公開から1週間経ってしまいましたが、ネタバレも踏まず予告も観ず、あらすじも読まずに今日まで来られたことを幸運に思います。前作の感想は↓
スパイダーマン:スパイダーバース/大丈夫、仲間がいる | 映画感想 * FRAGILE
久しぶりに自分の感想読んだらものすごい長文だった。

あらすじ:グウェンと再会します。

ネタバレしています。注意書きはありません。

とにもかくにも「表現」ということについて、ずっと考えていた。スパイダーマンが山ほど出てきて、彼らひとりひとりに「世界」があるわけだけれど、表現方法、画風がみんな違う。スパイダーマンたちは、ひとつの画面に収まることはむずかしいのではないかと思うほどにバラバラの個性をもっている。そこからくる違和感を最小限にとどめ(ほぼなかったと言ってもいいが)、トーンを統一した画面のようす、物や人などの動き、カメラアングル、なにもかも、これが正解としか言いようのないものがあった。多くのクリエイターが参加しているだろう、(なんとなくだけど)彼らがのびのびとこの映画を作っているのではないかとも感じた。決め絵の連続で、これ私はよく言うんですが、絵コンテをね、見たい。独特の色使いも、ともすれば下品になりそうなところをポップにまとめていてとても良かったと思う。

私はそんなにアニメを観ないし、あんまり他と比較するのも気の毒なのでやめとくけど、この映画のような表現はなかなかうまくは出来ないように思う。観たことのないアニメだなって思う。


さきにも書いたとおり、情報を入れずに劇場へ行ったため、これを渡されて戸惑った。なんにも知らないんだから、なにこれって思うよね……?

ストーリーについては、最後の方「もう終わる? もう終わるかな? あれ、終わらないな?」って思ったことは確か。でも、叔父さんが生きている世界線であることがわかってからの少し怖いかんじの演出とか、もうひとりのマイルスの存在に、あーやられましたね、となった。え、これ、次回作いつなんですか? いつまで待てばいいんですか? あ、そうだ、ちょこっとだけだったしセリフなかったけどスパイダーマン・ノワールが出てきて嬉しかったよ。ニコラス・ケイジ!

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