ショータイム!/ようこそ、ファーマーズ・キャバレーへ!

コメディ
この記事は約2分で読めます。

ショータイム!

Les Folies fermieres/監督:ジャン=ピエール・アメリス/2022年/フランス
© 2021 – ESCAZAL FILMS – TF1 STUDIO – APOLLO FILMS DISTRIBUTION – FRANCE 3 CINÉMA – AUVERGNE-RHÔNE-ALPES CINÉMA

マスコミ試写で鑑賞。12月1日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

あらすじ:農場にキャバレーを作る。

ネタバレはありません。

酪農家のダビッドは、農場を差し押さえられそうになっていた。たまたま入ったキャバレーで、ボニー・スターライトという女性ダンサーに魅了された彼は、ボニーを農場キャバレーに引き抜くのだが……。

なんとか舞台に立てるメンバーを集め、練習を始めたものの、意見が衝突したりしてなかなかうまくいかない。ダビッドはちょっと気弱なところがあり、反対にボニーは気の強さで意見をずけずけ言ってしまう。まとまらなかったメンバーたちは、ある出来事をきっかけにして一致団結する。

こうやってざっと流れを書いてみると、映画の作りとしては王道だなと思うんだけど、これ実話なんですよね。どこからどこまでが本当にあったことで、どこからどこまでが演出なのかはわからない。例えば『キンキーブーツ』(2005年)も実話を元にしているが、実際にあった出来事としては「老舗の靴工場が男性向けのブーツやヒールを作った」だけで、別に工場が潰れかけていたわけではないし、ローラのような人がいたわけではない、とか。

エンドロールで、実際のファーマーズ・キャバレーのようすが流れるんだけど、それを観ていて「あれ、けっこう『本当』なのか」ってなった。

ストーリーに安心感があるし、怖いこともほとんど起きないし、アップテンポな曲で終わっていくのが良かったな。

タイトルとURLをコピーしました