金持を喰いちぎれ/英国産社会派ブラック・コメディ!

コメディ
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金持を喰いちぎれ

Eat the Rich/監督:ピーター・リチャードソン/1987年/イギリス

マスコミ試写で鑑賞。公開は7月14日です(リバイバル上映)。

あらすじ:貧乏人が金持ちを憎みます。

ネタバレはありません。

1987年の初公開時、あまりの過激さに人々に受け入れられず、映画史上空前の空振りを記録したという1本です。
監督は、ポスト・モンティ・パイソンとして注目されたコミック・ストリップのピーター・リチャードソン。製作総指揮に、『ロッキー・ホラー・ショー』(1975年)のマイケル・ホワイト

有名なミュージシャン、俳優、モデル、作家、アーティストなどが多数カメオ出演しているのですが、残念ながら私は知識がなく、まったくわからなかったですね。音楽はモーターヘッドです。こちらも私は世代ではないため、まったくわからないですね……。

黒人でゲイのアレックス(ラナ・ペリー)は、ウエイターとして勤めていた高級レストラン「バスタード」をクビになり、ホームレスになってしまう。生活保護を受けようとするも差別され、銃を乱射し金を奪って逃走する。
一方、乱暴で下品だが実行力がある超タカ派内務大臣ノッシュ(ノッシュ・パウエル)は、ソ連のスパイである英国情報部司令長官が仕掛けたハニートラップにはまり……。

なんやかんやあって、権力者ノッシュと最貧民層であるアレックスがタイマン張るに至るわけですが、途中がとっ散らかるんですよね。金持ち・権力者を憎め! みたいな映画かなと思っていたら違いました。別に貧乏人の味方ではないという。なお、金持ちたちが一斉にゲロを吐くシーンがあります。まあ悪趣味系ですね、お好きな向きはどうぞと思います。

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