インスペクション ここで生きる/たとえどんなに愛していても

人間ドラマ
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インスペクション ここで生きる

The Inspection/監督:エレガンス・ブラットン/2022年/アメリカ

マスコミ試写で鑑賞。公開は2023年8月4日です。

あらすじ:海兵隊に入る。

ネタバレはありません。

母親から見放され、16歳からホームレス生活を送ってきたエリス・フレンチ(ジェレミー・ポープ)。居場所のない彼は、海兵隊に志願する。本作が長編デビューとなるエレガンス・ブラットン監督が、自身の半生を描いた物語。

物語のほとんどは訓練の様子で、過酷なしごきと差別に対してフレンチが耐えに耐えるお話です。物語らしい物語はあんまりなくて(もちろん、ないわけではないのだが)、状況を切り取って観せていく感じかなと思いましたね。今回タイトルに書いたフレーズは、フレンチの母親からの視点を想像して書いたものです。ゲイに対する差別の中でも、これは深刻な問題だなあと思います。

先日、AAAの與真司郎さんがゲイであることをカミングアウトしましたが、それに対する反応の中に以下のようなものがあったということを友人がツイートしているので貼ります。


まったくもってヘルジャパンだと思います。「カミングアウトはセクハラ」と言っていた人がいて、だいぶ……だったので、そっちは貼りません。知らない人だしね。
なんか、なんでそこまで? と思うんです。もう全然わかんない。他人のことを、なんでそこまで必死になって叩けるんだろう。もしかして他に娯楽がない? 寂しい人生だね!

映画に話を戻すと、この場合、海兵隊で差別受けたりするのももちろん悲惨なんですが、問題は母親なんですよね。あっここまでしか書けません。すいません。あとは観て下さい。あの、ヒプノシスマイクの話になって恐縮ですが、飴村乱数が神宮寺寂雷に「人間であることがそんなに偉いのか」って言うシーンあるんですけど、乱数の言葉を借りるならば「ヘテロであることがそんなに偉いのか」って思いますね私は。

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