サウンド・オブ・サイレンス/静かにしなさい!

ホラー
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サウンド・オブ・サイレンス

Sound of Silence/監督:アレッサンドロ・アントナチ、ダニエル・ラスカー、ステファノ・マンダラ/2023年/イタリア/© 2022 T3 Directors SRL

マスコミ試写で鑑賞。2024年1月26日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国公開。

あらすじ:音を立てるな。

ネタバレはありません。予告編からわかる以上のことをネタバレとしています。

ニューヨークで歌手を目指しているエマ(ペネロペ・サンギオルジ)はオーディションに落ち続けていた。そんな折、イタリアに住む母から、父が入院したと連絡が入る。夫とともにイタリアへ帰ったエマは、母から「あれは父じゃない」と言われ……。


特定の条件を満たすと怪異が起きる、っていうホラー映画はゲームみたいで楽しいですね。今作は「とにかく音を立てるとなんかが現れてこわい」というお話です。潔いね。この映画、画面がめちゃくちゃに暗いので映画館で観たほうが良いと思います。まあまあホラー映画はだいたい暗いわけですが……。音に関してもそうで、音量のコントロールができない場所(=映画館)で観たほうが絶対良いですね。

冒頭で出てくるエマのお父さんと、その後に家へ来たエマが全く同じ行動を取るので、「親子だね〜」って思って笑ってしまいました。強がっているわけではないです。冒頭は怪異の出現条件を見せていて、エマのときは条件の確認ってかんじ。とにかく音を立てるとまずいので、登場人物たちもほとんど喋りません。

音を出したらいけないために音のないシーンが多く、音が出るときは怪異も起きるわけで、ジャンプスケアの多用になったのだと思います。続編を作るつもりっぽい終わり方だったから、次があるならジャンプスケアにはあんまり頼らないでほしいですね。

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