エスター ファースト・キル/邪魔する奴は皆殺し

サスペンス
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エスター ファースト・キル

Orphan: First Kill/監督:ウィリアム・ブレント・ベル/2022年/アメリカ

マスコミ試写で鑑賞。公開は2023年3月31日です。
前作『エスター』(2009年)の内容をほとんど忘れていたので、見返してから挑みました。
エスター』の感想はこちら。
エスター/あの子が怖い | * FRAGILE

あらすじ:精神病院から逃げ出しました。

ネタバレはありません。

続編というか、前日譚ですね。エスター(イザベル・ファーマン)がエストニアの精神病院に収容されていたところから物語は始まります。

イザベル・ファーマンは現在25歳、身長は161センチです。前作からそんなに大きく風貌が変わっていないとはいえ大人にはなっているし、子供を演じるのには身長が高すぎて、どうするのかな……と思っていました。そうしたら、ありとあらゆる手を使って彼女を低身長に見せておりました。工夫がある。一発でわかるところだと後ろ姿ですね。子供を使っているのだろうと思われます。あとはカメラワークなどで補っていました。ただ、やっぱりお顔立ちが子供ではないので、その違和感だけは最後まで残ってしまいますね。

しょっぱなから人がめちゃ死んでいくんですよ。エスターがどういう人間であるのかは前作でじゅうぶんわかっていることなので、殺してなんぼという感じが大変よろしいですね。精神病院を抜け出したエスターは、正体を隠し、アメリカ人の家に家族として迎えいれられます。そこで新しい生活を始めますが……。

中盤からの展開がなかなかに意外性があり、他にもこういう設定の作品ってあるのかな、私あまりホラーを観ないので詳しくないのですが、いいですね、これは。クライマックスちょっと笑っちゃった。珍妙で。あまり観たことがないものが観られる面白い映画です。イザベル・ファーマンが子供に見えない、という点については目を瞑りましょう! ゲロはありません、ありそうだったのですが寸止めでした。

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