デスパレート・ラン/電話1本で息子を救え!

スリラー
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デスパレート・ラン

The Desperate Hour/監督:フィリップ・ノイス/2021年/アメリカ

マスコミ試写で鑑賞。公開は2023年5月12日です。

あらすじ:息子の無事が心配です。

ネタバレはありません。

先に観た人のツイートで「ナオミ・ワッツが山の中でずっとスマホいじってる映画」っていうのがあり、むむ? と思っていたところです。で、観てみましたところ、たしかにそうだ。たしかに山の中でずっとスマホいじってる。そしてこれ以上のことを書くとネタバレになってしまう。ので、ネタバレにならないように書きましょうか。

やりたいことが単純明快なところはとてもいいと思います。『search サーチ』(2018年)(最近『search #サーチ2』(2023年)が公開になりましたね、面白かったです)や『THE GUILTY ギルティ』(2018年)みたいなことがやりたいんだと思います。シチュエーション・スリラーの、かなり削ぎ落としたやつ。

どういう状況なのか少し説明します。朝、ナオミ・ワッツが高校生の息子を起こします。でも起きてこない。なので、勝手にしな! って言って(そんなにはっきり言ってませんけどまあニュアンスはそんな感じ)ジョギングに行くんですね。音楽聞きたいし野暮用もいくつかあるのでスマホ持っています。で、なんかへんだな……と思っていたら、どうやら息子の通う高校で何かが起きたらしいと。兎にも角にも息子の無事が心配なので、ナオミ・ワッツは走りながらあちこちに電話し、スマホでものを調べ、また電話するわけです。

っていう映画です。ナオミ・ワッツは山中をずっと走っていて息があがっちゃってつらそうです。いやもう本当にやりたいことは良く分かる。そして、やりたいことが出来ていると思うんです。メッセージ性もある。それはとてもストレートな形で現れていて、そういうところは悪くないと思います。

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