オペレーション・フォーチュン
Operation Fortune: Ruse de guerre/監督:ガイ・リッチー/2023年/イギリス・アメリカ合作
© 2023 MIRAMAX DISTRIBUTION SERVICES, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
ALL MOTION PICTURE ARTWORK © 2023 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
マスコミ試写で鑑賞。2023年10月13日(金)TOHOシネマズ日比谷他全国ロードショー。
奇しくもスパイアクション映画2本立てになりました今日。
あらすじ:100億ドルの「何か」が奪われた。
※ネタバレはありません。
敏腕エージェント、オーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)は、100億ドルで取引されている「ハンドル」という名前のおそらく武器である「何か」を回収するミッションに携わることになった。彼はチームを組み(正確には組まされ)、「ハンドル」を追う。
オープニング、廊下を歩く人物の足音がだんだん音楽の一部になっていくところとか、ミッション遂行時のキレのあるアクション、スピードの早い展開に、否応なく惹きつけられる。ガイ・リッチーはこういうのうまいなあ。
映画開始から20分もしないうちに、闇取引のボスであるグレッグ(ヒュー・グラント)が捜査線上に浮かび上がる。グレッグが贔屓にしている俳優、ダニー(ジョシュ・ハートネット)に近づいたオーソンは、ダニーの弱みを握り、彼を言いなりにしようとするのだが……。
チームで行うミッションなので、オーソンが脇役的な役割のときもあって、なかなか新鮮味があり面白い。コミカルなところもあるし。最初は非協力的だったダニーも、だんだん協力的になってきて、それがとてもワクワクするかんじ。オープニングからエンドロールまでずっとダレることなく続いていく、良い映画だった。なお、「ハンドル」はマクガフィンではなかった(ずっと、そうなんだろうな〜と思っていた……)。
コメント