映画 きかんしゃトーマス 大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル/鉱山の謎を解き明かせ!

アニメーション
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映画 きかんしゃトーマス
大冒険!ルックアウトマウンテンとひみつのトンネル

Thomas & Friends: All Engines Go – The Mystery of Lookout Mountain/監督:キャンベル・ブライヤー/2022年/アメリカ・カナダ合作

マスコミ試写で鑑賞。2024年4月19日(金)全国ロードショー。

あらすじ:古い鉱山の謎を解く。

ネタバレはありません。

古い鉱山に入ったトーマスとパーシーは、地震が起きたり貨車が消えたり、不思議な声が聞こえたりという体験をします。鉱山にモンスターがいると思ったトーマスと仲間たちは、謎解きをするためにルックアウトマウンテンを目指すことにしました。


私が子供の頃に観た『きかんしゃトーマス』は確か人形劇だったように思うのですが、あまりにも昔のことなので調べてもはっきりわかりませんでした。それほどハマっていたわけでもないですしね。人形劇→3Dアニメーション→2Dアニメーションと変わっていっているそうです。

各キャラクターの個性がとてもはっきりしており、見た目や性格が似たキャラクターがいないのが良いですね。ジェンダーバランスもちょうどよいです(これは国際連合と連携したことで、そのように変えたとのことです)。また、自閉症のキャラクター(ブルーノ)がいます。私は自閉症の子供と触れ合ったことがないので、その描写の細かさまでわかるわけではないのですが、ブルーノをよく見ていると、大きい音が苦手だったり他のキャラクターと目を合わせられなかったりしています。そのことを、トーマスや仲間たちは自然と受け入れ、理解して対応していることがよくわかり、これは素晴らしいなと思いました。

多様性というのは、ブルーノのようなキャラクターと、彼を自然にサポートする周りのキャラクターたちの態度から学ぶことが出来るなと思います。そしてこれはけっこう大切なことかと思いますが、決してこの作品は「『大人の鑑賞にも耐えうる』と言われる子供向けの映画」ではないということです。ターゲットは明らかに子供というか幼児であり、彼ら/彼女らが楽しめるよう難しい要素を入れず(または、入れても説教臭くないし、なんならパッと気づかない程度の表現にしている)、大人がノスタルジーに浸って泣くようなものではないと思います。もちろん、子供を連れてくる親向けに作られた子供向けの映画も良いものはありますから、一概には言えないのもわかります。

最終的に物語は「仕事が楽しい」「仲間がいればもっと楽しい」というところに落ち着きます。今これを書いている時間は朝5時半ですが、今日も一日、出来る範囲内で精一杯働こうと思いました。がんばるぞー。

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