アイ・オリジンズ/君の瞳に恋してる

SF
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アイ・オリジンズ

I Origins/監督:マイク・ケイヒル/2014年/アメリカ

アマゾンプライムビデオで鑑賞。2022年年末に、「感想を書いてほしい映画があったら教えて」とツイートしたところ、おすすめされたので観ました。

あらすじ:一目惚れ。

ネタバレしています。 本文中、ネタバレの前には注意書きをしています。

目の研究をしているイアン(マイケル・ピット)は、ハロウィンの夜に美しい瞳を持った女性と知り合います。彼女は目出し帽を被っており、瞳以外が見えませんでした。次の日、彼の研究所に助手としてカレン(ブリット・マーリング)がやってきます。

そしてイアンは偶然、あの瞳の持ち主であるソフィ(アストリッド・ベルジェ=フリスベ)と再会。あっという間に恋に落ちたふたりは、あっという間に同棲を始めます。ソフィはスピリチュアルな人で、優秀な助手であるカレンとは正反対の女性でした。私から見ると、前世がどうのとか言うソフィより、新しい発見をして興奮したりするカレンの方が魅力的ですね。イアンとカレンのラボにソフィが来たときの彼女の態度も最悪だしさ。まあ、私があまりスピリチュアルな人を好んでいないというのはあります。

そんなふうに思っていたら、中盤でびっくりすることが起きるんですね。えっ?! てなりました。その出来事のあとに起きることも、えっ……?! でもまあ……わからんでもないがね……というかんじ。この映画、中盤以降の方がSF感も増していて面白いと思います。近未来SFですね。

※以下ネタバレを含みます。

中盤、ソフィがエレベーターの事故で亡くなるんです。退場するのはいいとして、そんな残酷な事故ってあり?! って思いはしました。だって、エレベーターに挟まれて下半身がなくなっちゃうんですよ。そんな死に方、ホラー映画でしかないと思っていたよ(でも、最後まで観ると、死因がエレベーターでの事故死じゃないといけない理由がわかります)。で、イアンは悲しみに暮れるわけですが、あっという間にカレンとくっついちゃいます。2回目の「えっ……?!」は、そのことです。おいおい、観客を置いていかないでくれよ〜と思う間もなく、ふたりは結婚し子供をつくるわけ。

最終的に、ソフィの生まれ変わりの子供を見つけて、映画は終わっていきます。スピリチュアルなことを一切信じず、科学的根拠のあるものを信じていたイアンが、最後の最後に生まれ変わりを信じてしまうというのは、うーん私の好みとは違うけれども、お話としてはわかるな〜と思います。面白かったです。

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