NOCEBO／ノセボ
Nocebo／監督：ロルカン・フィネガン／2022年／アイルランド・イギリス・フィリピン・アメリカ合作
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マスコミ試写で鑑賞。12月29日（金）新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
あらすじ：民間療法で治る。
※ネタバレはありません。
子供服のデザイナーをしているクリスティーン（エヴァ・グリーン）は、夫（マーク・ストロング）と娘の3人で幸せに暮らしていた。ある日の仕事中、クリスティーンは全身をノミに覆われたゾンビみたいな犬の幻覚を見る。8ヶ月後、仕事に復帰しようとしていたクリスティーンだったが、体調が悪く思うようにいかない。そこへ突然、フィリピン人の家事代行者・ダイアナ（チャイ・フォナシエル）がやってきて……。
最初、ダイアナに関する描写がちょっとまずいのではないか、と思いました。人種差別的に受け取れてしまう。それでも時々、フィリピンでのダイアナのようすが描かれるので良いのですが……。そもそもダイアナは最初から家に呼ばれていないんですよ。いきなり来たの。だから不審者なんですよね。不審者が家を乗っ取っていく話です。
後半になって、ダイアナの目的と背景がわかると、人種差別的と思えた部分についても納得がいくかんじでした。意外な展開を見せるのでおもしろかったです。メッセージ性もあるしね。ホラーですがほとんど怖くないのと（ジャンプスケアに頼らなくてえらい！）、ゲロがあります。エヴァ・グリーンの熱演が見どころ。
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